その痙攣、腱鞘炎のサイン?!腱鞘炎との関係&おすすめ場所別対策法

寝ているときや仕事をしているときに突然、指や腕がピクっ!と動いてびっくりした経験って誰にでもありますよね。

それまでは身体になんの兆候もなかったのに、いきなり痙攣のような症状が起きたり、それが頻繁に続くようになってくると、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

でも、その痙攣。もしかしたら腱鞘炎のサインかも知れません。

痙攣が起きるメカニズムは筋肉に蓄積した疲労が原因であることがほとんどです。そのため、手首の痙攣は放置しておくと、手や腕が動かせ無くなるような腱鞘炎になってしまうようなリスクもあるのです。

そのため、今回の記事では、

「手首がよく痙攣しているし私もしかしたら腱鞘炎かも?!」

と思った方に向けて、痙攣と腱鞘炎の詳しい関係性と、痙攣が起きている場所ごとのオススメ腱鞘炎対策を解説していきます。手首の症状が慢性化する前に、あなたに合った対策をして、腱鞘炎からあなたの手を守っていきましょう。

痙攣と腱鞘炎はどのように関係しているの?

誰でも一度は、まぶたのあたりがピクピクと動いたり、突然に手首がビクっと動いたりした経験があると思います。また、普段から運動不足や、準備体操が充分でなかったりして、ちょっとした散歩などの運動中に足がつってしまったという経験はありますよね。

医学的には、痙攣とは、自分の意志とは関係なく、筋肉が勝手に収縮してしまう状態のことを指します。

しかし、一概に痙攣と言っても、正しい対処法や予防法は、症状が起きている箇所や、その原因によっても様々なものがあります。そのため、今回の記事では、痙攣が起きている場所ごとに原因の解説やオススメの対策をご紹介していきます。

指や手首に痙攣が起きたら腱鞘炎のサインかも

痙攣は身体の中で何かの異変が起きているサインであることが多いです。ただし一時的な痙攣であれば、比較的軽度な状態が考えられますが、1日の間で頻繁に痙攣が起きるようであれば、神経内科など医療機関に行くことをおすすめします。

痙攣のみで腱鞘炎かどうか見極めるのは、素人目線ではなかなか難しいのが正直なところです。なぜなら痙攣は腱鞘炎のみならず熱中症やその他の重大な病気とも関連付くためです。

痙攣と合わせてどのような症状があるのか、ご自身の状況に合わせてご確認ください。

腱鞘炎のサイン①指の付け根あたりに痛みがある場合

指の中でも特に親指がピクっと痙攣のように動いている方で、指の付け根あたりに痛みがある場合には腱鞘炎の種類である『バネ指』の可能性が非常に高いです。

『バネ指』指を使いすぎたことが原因で、指を曲げ伸ばしする腱を覆う”腱鞘”が炎症を起こしている症状です。炎症が起きたことによって、腱がスムーズに動かせず、腱鞘に引っかかったような状態となります。指を開こうとすると引っ掛かりから抜けて、ばねを弾いたときのようにピクっと指が動いてしまうのが『バネ指』です。

『バネ指』については、こちらの記事で詳しく記載していますので、参考にしてみてください。

腱鞘炎のサイン②手首の親指側に腫れがある場合

痙攣している箇所が「手首」で、手首の親指側に腫れがある場合には、腱鞘炎の種類である『ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)』の可能性が高いです。

また、親指を曲げたり広げたりした際に痛みが走る場合にも、『ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)』の可能性が非常に高くなります。

『ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)』は、手首の腱鞘で発生するため、手首を使いすぎる方に多く、スポーツ選手や授乳期の女性に多く見られる症状です。詳しくはこちらの記事で記載していますので、参考にしてください。

腱鞘炎のサイン③手に震えや痙攣の症状がある場合

例えば字を書くときや、パソコン操作の際、飲み物を注ぐときなどに、「手」の震え、しびれ、痙攣のようにガタガタと震えるが、その他に痛みなど症状がないことに不思議に感じることもあるかもしれません。

多くの方は一時的なため、あまり気に留めない方も多いと思いますが、後々振り返ってみると腱鞘炎の初期症状であったなんてこともあります。または「本態性振戦」と呼ばれる良性の病気かもしれません。

「本態性振戦」は、何かしらの動作を行う際に、手などが震えてしまう病気で、何か命にかかわるような重大な病気ではありません。「本態性振戦」について詳しく知りたい方は、引用の参考ページをご覧ください。

引用:nikkei.com

痙攣している場所ごとのオススメ腱鞘炎対策

痙攣が起きてしまうと、不思議と不安にかられてしまうものですよね。ここでは、痙攣を起こしている場所別に腱鞘炎の対策をそれぞれまとめています。

ご自身の状況に合わせてお読みいただき、腱鞘炎対策を進めていきましょう。

「指」が痙攣しているときの対策法

「指」の中でも親指がピクっと動くときには、『バネ指』の可能性が高いという話をさせていただきましたね。『バネ指』に対する対策を中心に解説していきます。

「指」の痙攣への対策①痛み止め薬を使って炎症を抑える

『バネ指』の場合には、親指と指の付け根あたりに炎症が起きていますので、炎症を抑える痛み止め薬や、鎮痛成分入りの湿布を使い、炎症を抑えていきましょう。

どのような薬を選べば良いのかわからないという方には、以下の記事を参考にしていただけると、ご自身にあった薬選びをすることができますよ。

もし、痙攣や痛みが起きるようになって、2週間~1ヶ月近く経過している場合には、腱鞘炎の症状が進行している可能性が高いです。医療機関で医師の診断を受けて、薬の処方やステロイド注射などの診療を受けることをおすすめします。

「指」の痙攣への対策②血流促進のためにマッサージする

痙攣が生じている場合には、筋肉の血流の流れが悪く、うまく循環していない状態にあります。お風呂に入るなど身体を温めたりして血流の流れを良くしていきましょう。

例えば以下のような指マッサージは簡単にできますので、是非参考にしてみてください。

「指」の痙攣への対策③指を使う頻度を下げる

『バネ指』を発症する原因として一番大きいのが、「指」の使いすぎです。例えばスマートフォンの使いすぎ(ゲームのやりすぎなど・・・。)や、ペンで物書きをしすぎている場合には、使う頻度を下げてみましょう。

代わりに休息や睡眠を多めに取ったり、運動をして生活リズムを整えていくことも、ストレス・疲れを下げて「指」の痙攣、痛みを下げるのに有効ですので、是非試してみるといいですよ。

「手首」が痙攣しているときの対策法

「手首」に痙攣、しびれるような痛みがある場合には、『ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)』の可能性が高いですので、『ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)』対策を中心に解説していきます。

「手首」の痙攣への対策①サポーターやテーピングで手首を固定する

『ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)』の主な原因は、手首の使いすぎです。手首用のテーピングやサポーターを利用して、手首への負担を下げてあげましょう。

同じく手首の負担を下げるという意味では、手首を使わないことも重要です。周囲のサポートを借りたり、睡眠や休息を使って手首を使わない時間を増やしてあげることで、腱鞘炎の改善につながります。

「手首」の痙攣への対策②手首周りをマッサージをする

痙攣を起こしているような状態では、血流の流れがあまり良くないと考えられます。仕事の合間や移動中、テレビを見ながらでも空いた時間を見つけて、マッサージをして日頃手首に溜まっている負担を少しでも取り除いてあげましょう。

ほんの一例ではありますが、ドケルバン病に効果のあるマッサージについて解説された動画がありますので、参考にしてみてください。

「手」や「腕」が痙攣しているときの対策法

手や腕が震えたり、痙攣・しびれが生じている場合には、腱鞘炎の初期症状または本態性振戦の可能性をお伝えしました。多くは生活習慣の乱れによることが多いようですので、以下を参考にしながら日頃たまっているストレスや疲れを軽減していきましょう。

  1. 10分でもいいから、毎日適度な運動を
  2. たばこはやはり有害なので禁煙
  3. 食事中の取る塩分を控えめに
  4. 脂質もほどほどに。油っぽい食事を避ける
  5. コレステロールを下げてくれる魚料理を主体に
  6. 食物繊維を採れる野菜をたっぷりとる
  7. 週1は休肝日。お酒飲み過ぎ注意
  8. 旅行や創作活動など、自分に合ったストレス解消法
  9. 夜更かし厳禁、規則正しい睡眠リズム

引用:kyoukaikenpo.or.jp

痙攣への腱鞘炎オススメ対策法まとめ

今回の記事では、痙攣が腱鞘炎にどのように関係していて、痙攣している場所別にその対策についてまとめて解説してまいりました。

  • 痛みを伴う場合には、痛み止め薬やサポーターを使って炎症を和らげる
  • 日頃からマッサージやツボ押しを利用して、手・手首に負担が溜まらないようにする
  • 生活習慣の乱れから来る、手の疲れやストレスに対策を取って負荷を下げる

一時的な痙攣では、普段見過ごしてしまう方も多いとは思いますが、身体から来るサインと捉えて早めに対策を取る合図をくれているので、今回の記事を参考にして、腱鞘炎から手・手首・指を守っていきましょう。

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