腱鞘炎で痛み止め薬選びに迷ってる方必見!痛み止め薬選び&注意点ポイント

手や手首が痛くなったときに、仕事や家事への影響もあるし、痛み止め薬を使って早めに対処をしてしまおうと考える方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、市販されている痛み止め薬でも効用や薬の強さなど様々な種類がありますし、実際に薬局に行ってみても、「どの痛み止め薬を選べば良いのだろう?」って迷ってしまいますよね。

また、

「そもそも腱鞘炎に痛み止め薬を使って良いのか?

「痛み止めは本当に効果があるのか?

「頭痛や腹痛などの身体への悪影響はないのか?

と、疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。

そのため、今回の記事では、そういった疑問にお応えできるように、腱鞘炎になった際の痛み止め薬の選び方や、そのときの注意点について、解説していきます。腱鞘炎に効果的な痛み止め薬選びにぜひ参考にしてみてください。

そもそも腱鞘炎に痛み止め薬は使っていいの?

腱鞘炎は初期段階では腕を動かしたときなどに断続的な痛みが発生したり、それを放置したままにして痛みが慢性的になってくると痛みがさらに強くなったり、痛みが起きる時間が長引いていくといった症状となります。

このように、腱鞘炎の症状が長引いてくると、日常の生活の中でも手・手首の痛みが気になり、さらにひどくなってくると「お箸を持つことが辛い」、「キーボードを満足に使えない」、「ペンを持って文字を書くことができない」など、生活や仕事にまで支障をきたしてくる方もいらっしゃいます。

市販でも、ロキソニンをはじめとして、腱鞘炎の症状に効果があるとされる痛み止め薬は数多くが販売されていますが、一方で痛み止め薬や鎮痛剤と呼ばれる薬には、副作用があることも最新の研究の中で報告されています。

そのため、腱鞘炎の症状に対して、間違った痛み止め薬の選び方をしてしまうと、痛みの症状が治らないばかりか、頭痛や腹痛といった副作用に悩まされることになってしまうこともあります。

そうならないためにも、ご自身の腱鞘炎の症状に対してどのような痛み止め薬が良いのかをきちんと選べるように、腱鞘炎のための痛み止め薬の選び方を学んでいきましょう。

痛み止め薬は腱鞘炎にどのように効果を発揮するの?

腱鞘炎は、手・手首を使いすぎた結果として、腱鞘と呼ばれる部分に炎症が起き、痛みが発症するというメカニズムです。ここでは簡単な説明で済ませますが、腱鞘炎のメカニズムについて詳しく知りたいという方は、以下の記事で詳しく書いておりますので、ぜひチェックしてみてください。

痛み止め薬が、腱鞘炎の症状に効くメカニズムは、簡単に説明すると以下のようになります。

  1. 腱鞘炎が発症すると、痛みを発生させる物質が作られる
  2. 感覚をつかさどる箇所を刺激して「痛い!」と感じる
  3. 痛み止め薬を使うと、痛み物質が出なくなるため、痛みの症状がなくなる

このような仕組みで、腱鞘炎の痛み症状が緩和されることになります。

痛み止め薬の頻繁に使うの危険?痛み止め薬の副作用とは?

痛み止め薬の代表例としてよく聞くのはロキソニンやボルタレンといったあたりでしょうか。こういった痛み止め薬は「非ステロイド性抗炎症薬」と言われる種類に該当します。いわゆるがん治療などに使われる痛み止め薬ではなく、一般的に幅広く使われる痛み止め薬です。

この痛み止め薬の代表的な副作用は、

  • 胃の粘膜が傷つくことによる胃痛や腹痛
  • 胃酸の過剰分泌による小腸や大腸の潰瘍
  • 血管の収縮による冷え性・肩こりの悪化

潰瘍とは皮膚や角膜などを覆っている組織が欠損してしまう症状のことです。その副作用を抑えるために、胃薬をあわせて処方されたり、市販でも面膜を守るような成分を配合しているものもありますね。

どの薬でも言えることかもしれませんが、痛み止め薬についても常習的に使うことは危険と言われています。

副作用が発症する確率は決して高くないとはいえ、頻繁に痛み止め薬を使い続けると上記に上げたような副作用の可能性を高めてしまいます。

また痛み止め薬の中には、精神的に落ち着かせるための作用を持った薬もあり、依存症になる例もあります。痛み止め薬は炎症を和らげてくれます。

一方で、痛みが引いているうちに炎症が治るように、あまり動かさないようにして回復するのを待つための使用と割り切り、あまりにも痛みが強くなったり、頻繁に痛くなるようでしたら医療機関にて治療法を相談することをおすすめします。そして市販薬を買う際には使用上の注意はしっかり読みましょう!

妊娠中・出産後は痛み止め薬は使わないほうが良い!

「使用上の注意はしっかり読みましょう!」と触れたついでに、痛み止め薬の服用はすべきではない方、避けたほうが良いという方にも触れておきましょう。

タイトルの通り妊娠中・出産後は、胎児に薬が直接的に影響する可能性が極めて高い時期です。実際に掲示板などでは妊娠中や出産後の間に痛み止め薬を使用していたという声もありますが、効き目の強い薬は避けて医療機関の指示を仰ぐようにしましょう。

また、第一三共㈱のHP参考に服用してはいけない方リストを掲載しますので、該当する場合には服用は避けてくださいね。

服用してはいけない!リスト

  • 痛み止め薬でアレルギーorぜんそくを発症したことがある
  • かぜ薬の使用によりぜんそくを発症
  • 服用者の年齢が15歳未満
  • 持病に人胃・十二指腸潰瘍、肝臓病、腎臓病、心臓病がある
  • 医師からの診断で貧血や、血が止まりにくい症状がある
  • 出産予定日が12週間以内の妊婦
  • 痛み止め薬の服用前後のアルコールの摂取
  • 痛み止め薬を服用してから運転をする場合

さらに、約1週間ほど服用しても症状がおさまらない場合には、医療機関にかかることをおすすめしています。

より詳しくご覧になりたい方は以下の「引用:daiichisankyo-hc.co.jp」をご覧ください。

引用:daiichisankyo-hc.co.jp

腱鞘炎に使用する痛み止め薬は何を選べばいいの?

痛み止め薬に関する知識を学んだところで、実際に手・手首に痛みを抱えている方が痛み止め薬を選ぶ際にどのようなポイントで選べば良いのかについてまとめていきますので、痛み止め薬選びの参考にしてください。

痛み止め薬の選び方①手首が痛むときはテープタイプの痛み止め薬がオススメ

ロキソニンテープを始め、テープ素材の痛み止め薬も出てきています。手首はどうしても日常生活の中では動かさざるを得ない部分でもあるので、伸縮性がある商品を選んでいきましょう。

ただしモーラステープというテープ剤の痛み止め薬については、妊娠中・出産後の方は使用は控えたほうが良いです。

厚生労働省のHPで「安全性情報312」というお達しの中で、妊娠中に使用すると副作用で胎児に影響が出るため使用を控えるように注意喚起をしています。

また、出産後の授乳をしている際にも、安全性が確立していないため副作用よりも治療が優先されるような事態ではないかぎり、使用を控えるように記載されています。詳しくご覧になりたい方は、以下のURLよりご覧になれます。

引用:厚生労働省:安全性情報312

痛み止め薬の選び方②痛みの箇所が熱を持っているときは冷感湿布を使う

腱鞘炎によって患部が腫れてしまい熱を持っている場合には、湿布を活用することをおすすめします。鎮痛成分が入っているのに加えて、患部の熱を下げてくれます。

筆者である私も湿布を使用しておりました。ただし手首に貼ると動かしているうちに剥がれてくるので、手首用のサポーターや医療用のテープを併用して使っておりました。

痛み止め薬の選び方③テープや湿布が貼りにくいときは液体タイプがオススメ

腱鞘炎の患部として手首ともうひとつ指が痛むという方もいらっしゃいますよね。そんな方にはクリームやローション、スプレーなどの液体タイプをおすすめします。

液体タイプに限ることではないですが、皮膚が弱い方は刺激の強い痛み止め薬は選ばないようにしましょう。皮膚がかぶれてしまう可能性がありますので、注意しましょう。

このような症状まで発展している場合には医療機関へ!

腱鞘炎がまだ痛み止め薬の処方で収まっている内は、比較的軽度と言えます。ただし強い痛み止め薬を使用しないと行けないほど痛みがある場合は除きます。痛み止め薬で痛みが抑えられているうちに、できるだけ患部を動かさないようにしていくことで治癒していきます。

しかし手や手首は生活していく中でどうしても使用する部分ですので、気づかないうちに痛みが長引いたり、腱鞘炎が悪化していることがあります。

以下のようなサインが身体から出てきた場合には、痛み止め薬の使用によって、腱鞘炎の症状が悪化している可能性があるので、医療機関への相談をおすすめします。

  • 患部の痛みが2週間以上治まらない
  • 痛みがある範囲が広がっている
  • 痛みのある部分が腫れ上がる
  • 患部に痙攣のようなしびれ
  • 市販の痛み止め薬で、1週間効果が見られない

医療機関を受診したら、腱鞘炎の症状と、使用していた痛み止め薬の種類についてもお医者さんに伝えて、適切な処方を行ってもらいましょう。

痛み止め薬選び&注意点ポイントまとめ

今回の記事では腱鞘炎の症状があり、痛み止め薬による対処を検討している方に向けて、痛み止め薬の選び方や痛み止め薬を服用する際の注意点について解説してまいりました。

  • 腱鞘炎に痛み止め薬を使うときは用法用量をきちんと守る
  • 痛み止め薬にも副作用があるので使いすぎには注意する
  • アレルギー症状のある方や出産の前後の方はなるべく使用を控える
  • 痛み止め薬で痛み症状が改善されないときはすぐに医療機関に相談する

痛み止め薬や鎮痛剤は、比較的ポピュラーな市販薬になっていますが、薬自体の効力の強弱もあり、使用する側もしっかりとルールに則って使用しないと大きなしっぺ返しをくらうことになります。

ただ、腱鞘炎の対処として痛み止め薬はとても有効な手段のひとつですので、きちんと知識をつけて正しく使えるようになっていきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です