妊婦も注意が必要!妊婦がかかりやすい腱鞘炎へのおすすめ予防法と対策法!

妊娠によって身体や気持ちの部分で、妊娠前とは大きな変化を感じている方も多いと思います。

女性は妊娠をすると、身体的にも身体の中も大きく変化していきます。妊娠してから起きる変化は、元気に赤ちゃんを産めるようにするための必要な準備です。

とはいえお腹に赤ちゃんがいる状態で、普段以上にあなた自身の身体をかばいながら生活をしていると、身体の様々な箇所にダメージが蓄積され、腱鞘炎にかかりやすくなります。

今回の記事では、妊婦の方がかかりやすいと言われる腱鞘炎の症状と、腱鞘炎への予防策・腱鞘炎になってからの対策についてまとめていきますので、妊婦の方で手・手首の痛みにお悩みの方は、是非参考にしてみてくださいね。

妊婦さんはどうして腱鞘炎にかかりやすいのか?

どうして妊婦の方が腱鞘炎にかかりやすいのでしょうか?

先程も説明したように、最新の医学でも明確な原因が分かっているわけではないですが、考えられるのが「普段以上に腱・腱鞘に負荷がかかっている」ことと、「女性ホルモンの乱れ」と言われています。

妊娠をすると、妊娠していないときに比べて身体的にも精神的にも変化していきます。頻繁に眠気を感じるようになったり、身体のだるさを感じるようになります。そして腰痛など身体に痛みが出てきたりします。

腱鞘炎が起きていたとしても、妊娠時のその他の症状と合わせて「妊婦だからしょうがない」と思って、対処が遅れ症状を悪化させたくはないですよね。今のご自身の生活と見比べながら、予防または対策をしっかりとしてきましょう。

腱鞘炎の原因は普段以上に腱・腱鞘に負荷がかかっている?

妊婦の方が腱鞘炎にかかりやすい時期として、安定期を超えた5ヶ月目以降が多いと言われています。

この時期になるとお腹もふっくらとして体型に変化が出てきます。さらにお腹の中の赤ちゃんが成長するにつれて、普段はできていたことができなくなったり、とても時間がかかり周囲のサポートが必要な時期でもあります。

お腹の中の赤ちゃんをかばいながら生活していると、例えば立ち上がる際に、普段はすくっと立ち上がれるところを何か物に掴まってゆっくり立ち上がろうとします。

そのような積み重ねであなたの手や手首に負荷がかかる機会が通常より増えていきます。したがって腱や腱鞘にもダメージが蓄積されていきます。

腱鞘炎になる大きな原因は、手や手首の使いすぎが大きな要因です。普段以上に手・手首に負荷がかかり、腱鞘炎に発展していくため妊婦の方が腱鞘炎になりやすいのです。

腱鞘炎にかかりやすいのは、女性ホルモンの乱れが原因?

妊婦の方が腱鞘炎にかかりやすいといわれるもう一つの要因は女性ホルモンの乱れによるものです。妊娠すると女性ホルモンの分泌量が急激に増加し、出産が終わるまで女性ホルモンの分泌を続けます。

どれくらい急激に増加するかというと、出産が近づいている妊婦と妊娠していない女性の分泌量を比較して数百倍〜数千倍と言われています。年齢や月経・排卵期により前後しますが、これだけ急激に増えているのだということがわかりますよね。

最近の研究では、女性ホルモンの乱れが腱鞘炎に影響しているということが分かってきています。妊娠中は女性ホルモンの分泌量が増え、むくみやすくなったり、炎症がおきやすく、腱や腱鞘、筋肉などダメージが蓄積されやすい状態ということから腱鞘炎にかかるリスクがぐっと上がるということです。

女性ホルモンと腱鞘炎の関係については、以下の記事で詳しく書いていますので、是非チェックしてみてください。

妊婦の方に薦める腱鞘炎の予防と対策!

妊婦の方が腱鞘炎になるまで手・手首を痛めてしまうのは、お腹の中の赤ちゃんの分だけ体重が増えていることで負荷が強くなっていることと、女性ホルモンの乱れによるむくみや炎症のダメージの蓄積です。

すでに手・手首に痛みを感じている妊婦の方も、ちょっと違和感を抱えている方も、これから予防策を取る方もこれから紹介する予防対策をご活用ください!

まずは安静にすることを優先しましょう!

第一に考えてほしいのは、手・手首をできる限り使わないように、ご自身の負担を減らせるように周囲の人たちにサポートをお願いすることです。

「そんなことは分かってるよ〜!!」

という声も聞こえてきそうですが、ご家族や親族、友人など妊娠中は周囲のサポートを得ることは、とても大切なことです。

痛みがあるようでしたら、家事を分担して手伝ってもらったり、立ち上がりを補助してもらったりして、手・手首に負荷がかかる機会を減らすようにしてみましょう。

腱鞘炎の痛み対策には、サポーターがおすすめ!

手・手首に痛みを抱えている妊婦の方の対策としておすすめなのはサポーターやテーピングを使って、手・手首の動きを保護してあげることです。

中でもサポーターの方が、指・手首にはめるだけで簡単なのでおすすめです。最近では水仕事にもそのまま対応できる手・手首保護用サポーターも販売されていて、家事をしながら使えるのがいいですね。

手・手首をより強く固定したい場合には、テーピングの方法をおすすめしますが、その場合には一人で行わずに他の人に巻いてもらうようにしましょう。また、テーピングに自分では慣れていないと言う方は、近くの医療機関や接骨院などで巻き方をしっかり聞いて巻くことをおすすめします。

腱鞘炎予防に使える!ホットマッサージ

サポーターで手・手首の負荷を減らしていくことと合わせて、お風呂など患部・身体が暖まった状態で手首周りをマッサージしてあげることも有効です。女性ホルモンの乱れによって、血流が悪くなっていることでむくみの原因となっている可能性もあります。マッサージで血流を流してあげましょう。

すでに手・手首に痛みが出てしまっている妊婦の方だけでなく、腱鞘炎の予防としても定期的なマッサージ・ストレッチはとても重要です。日頃から疲労が手・手首に溜まらないようにストレスを下げてあげてください。

湿布や薬を使う場合には、医療機関の指示を仰ぐこと!

ドラッグストアなどで、鎮痛成分を含んだ薬や湿布が販売されていますよね。その中では腱鞘炎の文言も入っているのでついつい手を伸ばしてしまいそうですが、妊婦の方は市販の薬を使用する際には注意が必要です。

特に妊娠後期(一般的に8ヶ月以降)になるとお腹の中の赤ちゃんに薬の作用が直接的に行き渡る可能性が高まります。この時期には鎮痛剤は特に注意と言われています。その理由は、鎮痛剤による血管収縮作用です。赤ちゃんの腎臓に影響し、出産時が遅くなるなどの影響が報告されています。

このように市販されているものの中では、妊婦の身体には合わないものもありますので、もし薬や湿布で対応する場合には、必ず医療機関で処方されたものを使うようにして、常習的な服用や強力な薬は使わないようにしましょう。

女性ホルモンが乱れやすい時期には、ストレスを貯めないことも重要!

妊娠中は、普段よりも女性ホルモンの分泌量が変化しやすく、精神的にもイライラとしやすい時期でもあります。これはホルモンバランスの乱れから自律神経にも影響を与えている可能性がとても高いです。

したがって、イライラしたり、不安を感じているときは女性ホルモンが乱れている可能性があるので、総じて腱鞘炎など身体に様々な影響を与えていきます。

また、ストレスを抱えた状態は妊婦の方のみならず、お腹の中の赤ちゃんにも悪影響を及ぼします。妊娠中には適度な運動を医者から指示されることもあります。

実際に妊婦の方では1日2時間前後のウォーキングを取り入れている方が多いようです。

その他にも例えば・・・
・仕事の量や内容を調整する
・妊婦の方同士やすでに出産を経験している方に悩みを聞いてもらう
・いつもよりストレッチや休息の頻度を増やしてみる
・好きな映画や音楽を聞く(泣ける作品は特にすっきりしておすすめです!)
・マタニティヨガや手芸教室など妊婦の方向けの活動に参加してみる
・食欲開放日をつくる
・瞑想したりぼーっとするなど何も考えない時間をつくる

などなどストレス発散法はいくつもありますので、心を落ち着けたり、好きなことに没頭する時間をうまく活用して、より出産に向けて環境を整えていく準備もしていきたいですね。

妊婦も注意が必要!妊婦がかかりやすい腱鞘炎へのおすすめ予防法と対策法!まとめ

今回の記事では、腱鞘炎の中でも妊婦の方に焦点をあてて、腱鞘炎への予防法・対策法をまとめていきました。妊娠中には身体的にも精神的にも様々な変化をもたらします。すべては赤ちゃんを元気に生むための準備の過程で生じるものですので、痛みや苦痛に我慢してしまうこともあるかもしれません。

今回まとめた妊婦の方向けの予防法・対策法を参考にしていただいて、少しでも妊婦の方の不安を取り除くことができれば幸いです。無理をしてしまうことは妊婦の方にも、お腹の中の赤ちゃんにも良くないことですので、しっかりと腱鞘炎対策をしていきましょう!

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