腱鞘炎とホルモンバランスの関係は?女性のための腱鞘炎豆知識とオススメ対策!

腱鞘炎といえば、使いすぎによって発症するイメージをお持ちではないでしょうか。

実際に、パソコンのキーボードで大量の文字を打ち込んだりパソコン仕事が中心の方や、手または手首を使った激しいスポーツを行っている方が、腱鞘炎に悩まされていることが多いです。

手や指を酷使することで腱鞘炎が発症しやすくなるという事実に加えて、最近の研究では、この腱鞘炎がホルモンバランスと関係して発症しやすくなるということが分かっています。

女性の方であれば、例えばとてもイライラする時期や、気分が落ち込んでいる時期、または肌荒れの時期に合わせて腱鞘炎の痛みも重なり、どうしてこうも重なるのかという思いをされたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで今回の記事では、腱鞘炎とホルモンバランスがどのように関係しているのかを解説し、ホルモンバランスに起因して腱鞘炎になりやすい時期と腱鞘炎の対処法について紹介していきます。

腱鞘炎は女性がかかりやすい!女性ホルモンとの関係性とは?

実は男性より女性の方がかかりやすいと言われる腱鞘炎。

皆さんはどのような場面で、手・手首に痛みを感じていますか?手首に痛みを感じている時期に、例えば眠りが浅かったり、イライラしやすかったりしていないでしょうか。その結果、腱鞘炎だとは思わずに、日頃のストレスが原因だ!などと片付けで対処をしない人が増えています。

最近の研究では、女性ホルモンの低下によって腱鞘炎が発症しやすくなることが分かっています。なぜ、女性ホルモンの低下が腱鞘炎につながるのでしょうか。

女性ホルモンの減少が炎症を引き起こしやすくなる

女性なら誰しも一度は、生理周期による身体の悩みを経験したことがありますよね。身体がだるくなったり、体調を崩したり、無性にイライラしたり・・・。

このような現象が身体に起きてしまうのは女性ホルモンが影響していることはなんとなくご存じの方も多いかもしれませんね。女性ホルモンが自律神経や精神状態に影響を与えるのはよく知られていますが、実は炎症を抑えたり、腱を動かしやすくする潤滑油のような効果を持っています。

すなわち、女性ホルモンが減少することで、腱・腱鞘を滑らかに動かすための成分が減少します。普段は女性ホルモンの成分に守られている腱や腱鞘が、女性ホルモンの減少によって炎症を起こしやすい状態になってしまいます。

炎症が起きやすいとは、普段以上にダメージが蓄積されやすい!

女性ホルモンの減少している時期には、炎症を抑える効果が通常より減少しています。

日常生活の中で繰り返し刺激された腱や腱鞘へのダメージは、治癒力で回復できますが、女性ホルモンの低下という要素が加わり、ダメージが蓄積しやすい状態となります。腱や腱鞘へのダメージが蓄積された結果として、腱・腱鞘に腫れが出てきます。

こうなると、強い痛みを伴い、場合によっては動かすのが困難になります。

腱鞘炎の症状が出る前に、あなた自身のホルモンバランスと向き合うことで、前もって準備・予防対策を打つことができます。それでは次にホルモンバランスの乱れによって腱鞘炎になりやすい時期について解説していきます。

ホルモンバランスの乱れにより腱鞘炎になりやすい時期は?

ホルモンバランスが乱れやすい時期は、ある程度「この時期は気をつけて!」という時期が存在しています。周期的なものもあれば、ライフイベントによってホルモンバランスが乱れやすい時期があります。

特に腱鞘炎に影響するのは、女性ホルモンの減少が影響するので、女性ホルモンが減少する時期に特化してご紹介します。

出産後は身体も女性ホルモンも元に戻ろうとするので注意!

出産後に女性ホルモンが減少するのは、妊娠中に女性ホルモンの分泌量が増加している状態から、出産後に元の分泌量に戻るため。

妊娠していない時期は、エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが交互に働いています。約2週間毎に2つの女性ホルモンが入れ違いに増減していますが、妊娠中は2つの女性ホルモンが両方分泌され、通常期よりも女性ホルモンが多い状態となります。そして出産後に再び元の女性ホルモンの量に戻るという仕組みです。

したがって妊娠中に女性ホルモンの量が高い状態から、通常の量に戻っても身体はまだ慣れず女性ホルモンの減少による症状が出ます。出産後1年ほどかけてもとの体の状態に戻っていきますが、特に3ヶ月前後は身体が慣れるまで注意することが必要です。

授乳期は女性ホルモンの低下に加え、使いすぎに注意!

先程お話したとおり、出産後に女性ホルモンが減少してしまいます。加えて出産や授乳にはとてつもない体力を使っています。この体力の回復にはおおむね半年ほどかかると言われています。

子育てが始まれば最初の出産ならなおさら気づかずに気を張ってしまっています。睡眠不足や疲労が蓄積され、体力を回復できない状態が続く中で、赤ちゃんを支えるまたは抱える動作が増え、いつも以上に手・手首を使いすぎる状況になります。そのため腱鞘炎になりやすい時期であると言えます。

排卵後・月経前は腱鞘炎注意報!

月経の周期のうち、排卵後と月経前の時期は注意が必要です。

月経が終わり排卵前までの間に女性ホルモンの分泌量は徐々に増えていきます。そして排卵直後に急激に女性ホルモンが低下していきます。その後数日かけて女性ホルモンは増えていきますが、月経前に再び急激に女性ホルモンが低下します。

女性ホルモンの低下によって、自律神経の乱れなど自身の身体を休ませにくい状態でもあります。周期的で目安はつけやすいと思いますので、入念に腱鞘炎予防策を打っておきましょう。

腱鞘炎かも!と感じた女性へのおすすめ対処法と予防法

ここまで女性ホルモンの減少と腱鞘炎の関係性について述べてまいりました。

関係性があることが分かっても、実際にどうしていいかわからない女性の方々に向けて、おすすめの対処法・予防法をご紹介していきます。

無理は禁物!まずは「使わない」ことを優先

痛みが出てきたなぁというところで、痛いけど頑張るは禁物です。

腱鞘炎は軽度であれば対処ができますが、一度重症化・慢性化してしまうと手術を必要とする事態になってしまいます。頑張りたいのは山々ですが、無理をしないこと対策を取ることが必要です。

サポーターや湿布で手・手首の動きをカバーする

軽度の腱鞘炎であれば、おすすめするのはサポーターなどで手首を固定してあげることです。

仕事や子育てでどうしても使わざるを得ないという方も多いと思います。サポーターを利用して手首を固定させることで、必要以上に動くことを抑えてくれます。

あまりに痛みが強く感じる場合には、市販の鎮痛剤や鎮痛成分を含んだ湿布を併用して使用しましょう。

痛みが引かない場合には、医療機関に相談を

サポーターや湿布などで対処をしても痛みが引かない場合には、早急に医療機関に相談をしてください。「お住まいの地域 腱鞘炎 病院」と入れて検索すると、腱鞘炎かどうか診てくれる医療機関を探しやすいですよ。

腱鞘炎とホルモンバランスの関係性は?まとめ

今回は腱鞘炎とホルモンバランスの関係性について解説していたしました。腱鞘炎になりやすい原因を知ることで、対策・予防をすることができますよね。

仕事や子育てなど女性にとっても、どうしても手を抜けず忙しくなってしまう時期ではありますが、あなた自身の身体のことも気をかけて女性ホルモンが減少する時期には適切な対応をとっていきましょう。

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